特集 裏元町の贈り物。
ミユキ クラフツ・スーツ横浜元町店
世界に一着だけのスーツを仕立てるために。
オーダースーツの魅力は、既製品では決してマネすることのできない圧倒的なフィット感。日本人の体形や、気候を知り尽くした生地メーカーだからこそできる理想の形を追求。御幸毛織(株)の国内自社グループ縫製工場の最新システムで、当店で入念に採寸した補正データを元にマスターパターンから「お客様のための一着の型紙」を生成・生地カットし、一着一着丁寧に縫い上げていく。
とはいえ、良いとはわかっていてもオーダースーツはどうしても敷居が高くて最初から諦めている人も多い。ミユキのメンズスーツは54,000円(税別)より。お子さんや、お孫さんへのプレゼントとしてご来店される方も増えている。完成までは約4〜5週間でお手元に。
●NOTE:明治38年(1905年)創業の毛織物メーカー御幸毛織(株)直営のオーダーサロン。生地は三重の四日市で生産。国内の縫製工場で仕上げる「MADE IN JAPAN」クオリティ。ご新規の方は10%OFF。生地選びから、デザイン、サイズ感などをご提案。初回は2時間枠を。
ミユキ クラフツ・スーツ横浜元町店
横浜市中区元町1-50 元町パセオ101
営業時間:11:00〜20:00 ※ご予約優先(最終オーダー受付は19時30分まで)
定休日:火曜日
電話番号:045-211-6860
perch 元町代官坂
ちょっといいもので、日々の生活に潤いを。
身体に優しくて健康にもいいい、オーガニックの商品の数々を集めた雑貨店。置いてある商品はすべて自身で使ってみてよかったものばかり。入ってきたお客の第一声の多くは「わあ、いい香り」。フレグランス商品にも力を入れている。もちろんオーガニックだ。おすすめは、長沢オリゴでの腸活。通常のオリゴ糖にくらべて甘さが控えめで飲みやすい。毎日、少しづつお湯に溶かして飲んだり、料理に使用して摂る。実際、店長のご子息がアレルギー体質だったところ、このオリゴを飲み続けることで改善したとか。花粉症の人はぜひ試してほしい。腸内細菌学者の小柳津広志・東大名誉教授のお墨付き。1袋1,200円だが毎日飲んでも約1ヶ月分。薬に頼らない体質改善に。
●NOTE:看板犬の『ブロッコリー』は、大人から子供まで人見知りをしないおとなしい子。でもなぜか配達員さん、警備員さんなど「制服」を着た人だけは苦手。外のテラス席は、わんこもOKなのでお散歩途中にもどうぞ。
perch 元町代官坂
横浜市中区元町1-74-2 グエル・サカエ代官坂2F
営業時間:12:00〜17:00
定休日:月曜日・火曜日(火曜日は不定休)
電話番号:045-263-9314
鎌倉彫金工房 横浜元町
作る時間も、大切な宝物。
他店ではリングになった状態から加工をする場合もあるようだけれど、ここでは1本の棒から始める。手先の器用さに自信がなく、できるのか不安になる人も多いらしい。素材を選んで、デザインを決める。叩いたり、溶かしたり、削ったりすること、おおよそ3時間。歪だったリングは少しずつ真円になっていく。無我夢中。ベテランのスタッフがサポートするので自称不器用さんでも問題なし。お二人だけの輝きを、この日の思い出とともにお持ち帰り。婚約指輪とペアの結婚指輪を同時に制作する方も。完成したときの達成感や喜びはひとしお。結婚指輪は当日お持ち帰りも可能。(石留めやその他のオプション加工がある場合は、3〜4週間のお預かり期間が必要)
●NOTE:見ているだけでも飽きない、手作りならではのたくさんの工具たち。この通りは「クラフトマンシップ・ストリート」という。通りに響く槌音も、この町の景色の一部。
Bar ホラフク
見つけたら人に自慢したくなる場所。
隠れ家を自称する店が多い中、これほどまでに隠れている店も珍しい。看板らしい看板もない。昼間は誰も気づかない。気取らないバーのマスターは19時、静かにシャッターを開ける。地図を頼りに探してみてほしい。カウンター6席。焼酎、なかでも泡盛の瓶が目立つ。チャージもお通しも取らない。だから気軽にいつでも立ち寄れる。いわゆる元町の表の顔とは少し異なる、裏元町の真髄。おつまみは、枝豆かミックスナッツか。空腹で来ても料理に期待してはいけない。なのになぜか、落ち着く。体内回帰願望の本能か。近所の住民や仕事がえりの常連が夜な夜な集う。まっすぐ家に帰りたくない日の、自分への贈り物の時間。正真正銘の隠れ家へようこそ。
●NOTE:大谷翔平のずっと前から二刀流。昼の顔は「不動産営業」、夜の顔は「ホラフク」のマスター。「不動産が本業で、バーは副業でしょ」と言われることが多いけれど、どちらも本気。
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face No.40(令和6年12月冬)[PDF]